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車いすの方のスーツ


<疾患や困りごとの内容>

  頸椎損傷の男性。会議や式典に参加するためにスーツを着たいが、肩関節および上肢、体幹の可動域に制限があり、伸縮性のある布地の服なら介助による着脱が可能だが、スーツ素材は困難である。介助者(妻)が負担なく着せ替え介助ができるスーツを工夫・改造できないか。

 

<製作にあたってのポイント>

  背中のベンツラインと袖口の縫い目を解き、解いた背にファスナーを付けて大きく開くようにし、袖口はホックを付けて簡単に留められるようにした。